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WCCFのお話

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WCCFをメインにサッカー・ゲーム・アニメを~(主な活動拠点は千葉市内&幕張近辺)    ロゴ:

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観て来ました
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『運び屋』
 
第二次世界大戦の退役軍人レオ・シャープの実話を基づいてNYタイムズ特集記事から着想を得て作成された、クリミナル映画。監督、主演は『人生の特等席』から俳優業から退いたクリント・イーストウッド、そして脚本は同監督とタッグを組んだ『グラントリノ』のニック・シェンク。大筋 退役軍人で園芸業に情熱を注ぐ職人アール・ストーン(イーストウッド)は、蘭の品評会で金賞を獲る腕のある園芸師であるが意固地で時代の波に迎合できず次第に園芸業も先細りとなっていった。また家庭を省みず仕事をしてきたため妻、娘とも折り合いが悪かった。ひょんなことで彼の素行の良さ(交通違反0や園芸かとして国中を移動している)を麻薬の組織が目をつけ多額の報酬を条件で薬や武器の運び屋をやることになるアール、その報酬で家族との関係を修復しようとするが、八方美人で楽天家な一面から金銭的に困窮する知合いを放っておけずなんでも運び屋としての犯罪に手を染めてしまう。 一方、麻薬取締局に新しく配属された捜査官ベイツ(ブラッドリー・クーパー)は組織の運び屋ルートから一網打尽にするため組織の人間を間者として抱き込みじわいじわりとアールを追い込んでいく。 組織のボスが変わり締め付けが厳しくなったある運びの時にアール途中、妻が危篤という連絡が娘から入り逡巡するが組織か報復を覚悟で抜出し会いに行く、妻の葬儀を終えた所で組織に捕まり、荷物を無事届ければ不問と言う条件にアールは捜査網が狭まっている中最後のRUNに出る。近年のイーストウッドが演じるのが珍しい犯罪者役、このアールという人物はとにかく要領がいいようで悪い家庭の気の使い方が下手なのに、運び屋の手下とコミュニケーションは上手い特に組織のリーダー的な若者フリオ(イグナシ・セリッチオ)には心を拓いて組織から抜けることを進めたりします。個人的にはこのフリオとのやり取りが人情味あって見所だった。またこの作品に出てくる警察組織も策を弄して形式に囚われ臨機応変に対応できず初動が遅いと言う社会的意味もあるのか。使用されてる楽曲は舞台がらかカントリーとラテンやメキシカンが多めでイースト・ウッド作品に見られるジャズがなかった。イーストウッド作品には珍しく切った張った打ち合いのバイオレンスシーンが無いのも特徴。

〇個人的演者別感想
・アール・ストーン(クリント・イーストウッド) 通称タタ 意固地だがジョーク好きな職人 やはりグラントリノのウォルターにイメージがだぶる、他者を諭したり叱咤したり恫喝する演技は健在。
・コリン・ベイツ (ブラドリー・クーパー) アメリカンスナイパーでクリス・カイル、手柄を立て早く上に上り詰めたい野心持ちの捜査官、カフェでのアールとの邂逅や終盤の会話、以外にこの作品では全体的に俯瞰した時のキー人物だったがあまり活躍場面が無くポテンシャルを活かしきれてなかった。(グッドキャスティングでもあるがミスキャステでもある)
・フリオ(イグナシオ・セリッチオ) 組織のリーダー格マフィア、初めは細かい命令違反繰り返すアールに腹を立てるが幾度か交流を交わすうちに次第に心を拓く、おじいちゃん子って感じだった(個人的にはベストキャスティング)
・アイリス(アリソン・イーストウッド)アールの娘、しかもイーストウッドの娘 家庭を省みないアールに厳しくあたるところが、まさか実生活だしているのか^^
・ ジニー(タイッサ・ファーミガ)アールの妻 上記の娘と違い長年アールと連れ添ったためか諦めを持って接する、終盤の病床のシーン等 (隠れたグッドキャスティング)


総評(5点満点中)3.7 事実を物語りように脚本したので限界があります。爽快感やカタルシスもなく少々後味の悪さが残ります。

タイトル通り恐らく平成で観る最後の作品になりそうイーストウッドで締れるなら満足

多分令和で1発目は「ガールズ&パァンツァー最終章2話」とアニメではじまりそう(笑)
by rainman24 | 2019-04-02 15:12 | 映画・音楽